梅雨から夏にかけての時期、私は頭皮のフケに悩まされることがある。
清潔は保っているつもりだが、持病のアトピー性皮膚炎の影響が強いのか、この時期になるとフケが出やすい。対処法としてスプレー型の化粧水を風呂上がりや朝の洗顔時に頭皮に吹きかけていたが、効果は薄かった。頭皮を掻くとフケが出てしまう。黒Tシャツなどを着ると、そのフケが付着してしまって非常に困った。
どうしたものかと思い、ネットで色々検索していたら、「頭皮ケアシャンプー」というものがあることを知った。
気になってどんな商品があるのかを調べてみると、ロート製薬の『メディクイックH』という医薬部外品の商品がよさそうだったので、さっそく買ってみた。
200mlの容量で、価格は1,300円。少し高めだが、おしゃれなパッケージのブランドシャンプーと同額くらい。実際に一週間ほど使ってみたのだけど、非常にいい。
かゆみが抑えられている気がするし、乾燥しにくくなってあまりフケも出ないようになってきた。薬用だから効き目が高いのだろうか。成分をみてみると、原因菌の増殖を抑える抗真菌薬成分と、かゆみの原因となる炎症を抑える抗炎症成分が入っているらしい。
やはりこういう身体的症状に対しては、保湿などの対症療法ではなく、原因菌にアプローチする根治治療がよく効くのかもしれない。
先日、病院に行ったときは保湿剤を出されただけだった。結果、その保湿剤はあまり効き目はなかった。病院を頼ることも大切だが、自分の体のことは自分が一番よくわかるもので、時にはセルフケアによる努力も大切なのだと思う。今回のように、ドラッグストアで買えるもので治療できる可能性もある。夏の季節は汗をかいて蒸れやすく、菌も増えやすいと思うので、しばらくは今のシャンプーで治療を続けてみたいと思う。