先日、神楽坂にあるハンバーガー専門店「Lantern burger」に行ってきた。
Lantern burgerは、牛肉100%の手ごねパティと地元のパン屋さんに特注のバンズを使ったこだわりのハンバーガーを提供するハンバーガー専門店。
素材へのこだわりのほかに、カウンターの目の前にある鉄板でパティやバンズを焼いてくれるパフォーマンスも特徴で、味覚だけでなく視覚でも楽しませてくれる。
妻に見つけてもらったお店で、非常に美味しかったので、記録としてここからは簡単なレポートをお届けしたい。
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当日、土曜日の正午過ぎに店に行った。
Googleマップの口コミ評価が高かったので混んでるかと思っていたが、店内を覗いてみると意外と空席がある。
調理用の鉄板が目の前にあるカウンター席も空いていたが、何となくテーブル席が魅力的だったので、店員さんに案内してもらってそちらに着席。
店内の内装は、ブルックリン風のインテリアが可愛らしい。壁には風刺の効いたイラストが、何点か飾られていた。店主の方の趣味だろうか。
カトラリースタンドはレゴブロックがモチーフとなっている。全体的にアメリカンな雰囲気が店内に漂っている。
メニューを見て、今回は「チーズバーガー ポテト付き(税抜1090円)」と、「コカコーラゼロ(税抜300円)」を注文した。
スタッフの方が、カウンターの目の前にある広々とした鉄板を使って調理を始める。
数分が経って、肉の香りがテーブル席まで漂ってくる。特注のバンズは保存状態のまま使用するのではなく、鉄板で少し焼いてから具材を挟むらしい。パンの芳ばしい香りも香ってくる。
10分ほどで料理がサーブされてきた。
めちゃくちゃでかい!
そして肉汁とチーズがすごい。
具材の隙間から肉汁が皿に滴り落ち、トロトロに溶けたチーズは見事にバンズからはみ出している。
今まで色々なハンバーガーを食べてきたけど、サイズはトップクラスの大きさかもしれない。高さがあるだけでなく、バーガーの直径もでかい。
無料でレタスを増量できるとのことだったが、今回はお願いしておらず、それでも十分すぎる量のレタスだ。もし増量していたらと思うと、それはそれでワクワクする。
ナイフとフォークを使って3分の2くらいに割ってみる。断面偏差値の高さがすごい。
ひとしきり興奮したあとで、実食。
めちゃくちゃ美味い。
パティは牛肉100%とのことで非常に肉々しく、かぶりついた瞬間に肉汁が舌に触れ、口を閉じたときには肉のうまみや風味が鼻を抜けていく。
また、他の具材との相性も抜群で、トロトロに溶けた濃厚なチーズはバーガーに重厚な食べ応えを与えてくれ、レタスやトマトなどの野菜はシャキシャキかつ新鮮で他の濃厚な食材たちが前に出過ぎるのをいい具合に止め、バーガーのフレッシュさを保ってくれた。
バーガーの味を決定づけるソースも不必要に濃すぎなくて、ジャンクな味わいを残しつつも、くどくならないようにバランスよく調整されている。
そして何より、特注のバンズがうまい!!
鉄板で焼いているからか、焼き立てのパンような小麦の芳しさがある。また、軽く焼き目がつくぐらいに焦がされた部分が香ばしい。バンズだけで食べても絶対に美味いと感じた。(実際に食べればよかった)
これが特注のクオリティ……。
「ハンバーガーの美味しさはバンズによる」ということを知った。
一緒に注文していたコカコーラゼロとともに、あっという間に完食。
付け合わせのポテトも、カリッとした食感にほどよいお芋感があって非常に美味かった。いくらでも食べられてしまうタイプのポテトだった。
美味しさの余韻に浸りつつ、お会計をして退店。妻と2人で3,000円ほどだった。(バーガーはボリュームがすごいので、少食な方はポテト抜きにしてもいいかもしれない。120円引きになる。)
ファストフードと比べると少しお値段が高いが、こういうコンセプチュアルなお店は相場自体が高いので、それらと比較するとそこまで高いようには感じない。プレーンなハンバーガーなら、ポテト抜きで1,000円くらいで食べられる。ただ、せっかくならポテトとコーラをセットにして丸ごと楽しむのがいいのではないかと思う。
家から少し距離があるので普段から訪れるのは難しいが、近いうちにまた来たい。今度は一番人気の「マッシュルームチーズバーガー」を頼んでみようかな。
【店舗情報】
店名:Lantern burger
住所:〒162-0821 東京都新宿区津久戸町1-14 サンハイツ飯田橋
アクセス:飯田橋駅から徒歩8分
営業時間:11:30〜15:00(土日のみ16:00まで)
定休日:水曜日
イートイン:あり
テイクアウト:可能
お店Instagram
本文とは関係ないが、今回の記事に使用した画像は先日ブログに購入記事をアップした「SONY RX100M3」で撮影している。すごくきれいに撮れるので、買ってよかった。